「Afterコロナ時代の学校・教育のかたち@オンライン」を開催しました!
5月5日こどもの日に合わせ「Afterコロナ時代の学校・教育のかたち」と題し、変わりゆく教育の現状をIT・NPO・教育現場それぞれの視点から考えるオンラインセミナーをZoomウェビナーにて開催しました!
事前に地域メディアである「タウンニュース」さんからもご興味頂き、WEB版の記事としても掲載していただきました。うれしー。
およそ25名の視聴者の方々にご参加頂くことができ、チャット機能から視聴者の皆さんの沢山のご意見やご質問を受け、3名のパネラーが反応し回答する、視聴者参加型で議論や意見も飛び交い、Code for Yokosukaメンバーとしても大変嬉しく、学び深い会となりました!
セミナー内容のご報告も含めご登壇いただいた3名の皆さんの登壇の内容を簡単にご紹介したいと思います。
IT専門家 中村さん
「Society5.0」で変わる世の中
- そもそも「Society5.0」とは?
超スマート社会。サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会。
現在は「4.0時代」
Zoomができる社会もこの時代の恩恵。
Society5.0時代は、AIを中心とした社会構造になっていく。
→自動化され、人の働き方が変わっていく。(簡単な事務作業や運転など)
→人間の社会がアップデートされていく。生き方や働き方を変えていく必要がある。
Society5.0の社会になっていくと人間の仕事がなくなっていくが、
基本的にはAIには感情ない。(倫理観などはない)
→AIができないことってたくさんある。
気持ちが動くという部分に関しては、人間しかできない。
例:飲食店での人と人のコミュニケーションとか。
- 「Society5.0」時代に求められる力とは?
・文章や情報を正確に読み解き、対話する力(コミュニケーション能力)
・科学的に思考・吟味し活用する力(クリティカルシンキング等)
・価値を見つけ生み出す感性と力。好奇心・探究心(クリエイティブに対する能力や倫理観)
「Society5.0」時代に対応すつ教育政策
新たな教育政策
① プログラミング教育の必須化
プログラミング的思考の醸成
※勘違いされやすいが、バリバリのプログラマーを育てていこうという政策ではない。しかし、現状40万人のエンジニア不足。まずは興味を持ってくれることから。
② GIGAスクール構想
個別最適化された学び
令和6年までに生徒1人に一台のPC環境や高速LANを目指す
STEAM教育で創造性を養う
学びを豊かにするために一人一人ができること
50cm革命=身近な課題に向けて一歩を踏み出す力
① ワクワク・意欲・志との出会い(何か情熱を注げるものとの出会い)
② 探究するプロジェクト(色んなアプローチ)
③ 教科学習(ベーシックな教育)ドライブとなる
みんなで50cm革命をおこしていこう。
考える力を身につけけさせる「教育」が大切。
現役教員 清田先生
先生18年目!
個人的な活動として3つの活動をしている。
・教育サークル三笠
・よこすか未来の学校PJ
・センセイの駆け込み寺
学校・先生たちは今、何をしている?
学校は休校になっている。(現状5月末まで休校なのでは?)
先生たちは、在宅勤務週に2〜3日切り替わっている。
先生たちの休校中の主な仕事
・課題配布のポスティング
・模擬事業研修→授業力を高める
・Zoomなどを独自で試行し、学習会の開催
- 学校のオンライン化、なぜ進まない?
理由は主に2つ
① 家庭のネット環境が一律ではない
② 厳重すぎるセキュリティ(家庭連絡にも制限されている)
今、学校が使えるツールは?
学校HP、一斉送信メールのみ。
教育委員会の条件整備が整えばオンライン授業がスタートするのではないか
保護者は何をどうすればいいのか?
- 不安になりすぎない(先が読めないのが普通)
- 子供に焦らない(夢中・熱中することを応援しよう)
- 逆手にとる(自分で考えて自分で行動するには、時間的な余裕が必要=創造的休暇だと割り切ろう)
好奇心がないと学びが伸びない。まずは好奇心を伸ばす。
これからの学校・教育はどうなるのか?
(個人的な希望も含め)
定食方式からバイキング方式へ
選ぶ自由、好奇心に基づいて学びを選べるようになるのではないか?
NPO法人 竹田さん
代表理事を務める「ウィルドア」のVIsion
一人ひとりが「自分」と「社会」とともに。ありたい姿に向かえる未来
自分らしさを追求しても、全てが社会で許されるわけではない。
この社会の中でいかに自分のやりたいことに折り合いをつけるか、が大切。
「ウィルドア」の具体的な活動
地域資源のコーディネートによる「個別化した学び」を届ける。
- 地域の大学生や社会人をつなげて同じ環境で育った人だからこそ共感できることを大切にしながら、学生たちの進路や自分のやりたい方を考えていく場を提供(コーディネート)している。
- やりたいことを見つけたことを実際に実施して社会に反映できる場を提供している。
活動を通して感じること
学校教育はもちろん大事だが、それだけではない。
子供・若者は「様々な主体・環境での出会い」によって成長していく。
成長していくという言葉。5教科=学力ではない。
学びは人の幸せになるためにある。人の数だけ、しあわせの形がある。
だから、人それぞれ価値(能力)ある学びは違う=個別化された学び
Society5.0でも話に上がっていたが、
「個別化」がトレンドになっていくのではないか?
COVID-19の影響から始まったオンラインの形
- 高校生未来ラボ(高校生向け)
署名人の方に講師になってもらい、セミナーを行っている。
学校でオンライン授業ができていない中で民間が始めた第一歩。
その気になれば、色々な情報にリーチできる
テーマが沢山あるので、これを学びたい!という気づきの場にもなっている。
- カタリバオンライン(小中高校生対象)
孤独を感じている子が孤独にならないように。
COVID-19の不安を共有したりもしている。
周りは「どうなるのか?」と不安になっていたが、子供たちは勝手に友達になって、勝手に遊んでいる。
世界とつながることが簡単になった。
「世界の友達を1000人作ろう!」というプロジェクトもある。
- ワンチャレ!
オンライン上で課題を出して、その課題(ミッション)で楽しんでもらう。
大会形式になっている。賞金はなんと5万円!チャレンジしてみよう!
3人1組で(LINEなどでオンライン上で会うきっかけ)
ミッションを楽しむことが学びにつながっていくシステム
最後に!
パネルディスカッションや視聴者の皆さんへの質疑応答などは、是非動画をご覧になってください!
第1部:https://www.youtube.com/watch?v=yJwSIpO3pco
第2部:https://www.youtube.com/watch?v=jkmmdCNkGbg
番外編(セミナー後の雑談):https://www.youtube.com/watch?v=DqCs8vmGH-k
また、セミナー終盤にお伝えした通り「第二弾教育オンラインセミナー」も近日!?開催予定ですので、是非Code for YokosukaのFacebookページに「いいね!」でフォローいただき、開催情報などを拾ってもらえればと思います。
Code for Yokosuka Facebookページ:https://www.facebook.com/codeforyokosuka/
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
おまけ セミナー中のチャットの様子
- まもなく開始致しますので少々お待ちください。
- お願いします
- よろしくお願いします
- 聞こえています!
- 聞こえています!楽しみにしております!
- 聞こえていますよ
- よろしくお願いします。よく聞こえます!
- よろしくお願いします
- よろしくお願いします!
- よろしくお願いします。
- ぜひウェビナーで勉強させてください!
- 👏
- 皆さんありがとうございます!適宜、わかりにくいところ、質問したいと思ったところあればツッコミいただければと思います!
- ーーーーーーーーー中村さんの話ーーーーーーーーー
- これからのテクノロジーの最先端で関わる中村さんです。
- Society5.0とは。
- 難しい言葉が溢れてますので、気になるところあれば適宜チャットをくださいね・・・!)
- この前やっていた「都市伝説」TVのお話みたいですね~!!
- AIにも出来ないことがある。万能感ありますが、何が出来て、出来なくてというのはもっと知りたいですね。
- 『AIと人間との共存』重要ですね、何ができて何ができないのかの精査
- 子どもたちが「これから」の時代に生き抜けるように我々がスキルを押していかないといけませんね。
- 社会変化→教育変化
- 押していかないと→教えていかないと
- いまの時代は、初志貫徹よりも臨機応変の姿勢が要りますね。理念は変えない。手段は柔軟にドンドン変える。
- 学校現場でも「プログラミング的思考」を「プログラミング言語能力」だけと勘違いして、完全シャットアウトしてしまう教員はたくさんいます。
- 中村さんのお話こそ、ワクワクしますね!!
- 👏👏👏
- 888888
- 現場は教科学習がとにかく重視されています。本来の子どもの力を十二分に出せる教育とは何かを追求していきたいですね!ありがとうございました😊
- 見えてます!
- 妻が田浦中学校出身です。
- どれも今抱いている疑問です
- アナログですね〜
- なるほどこれが
- 大人がこの期間憂鬱になっているのだから、感受性豊かな子供が感じるものはどんなものかと感じると厳しくはできないですよね
- うちの子供達も少しずつ高いストレスレベルを表すようになりました
- 小学生2人の親です。平日は時間割を決めて勉強や図工や音楽などをしています。
- 創造的休暇とするか、ストレスフルな日々にするか、その分かれ目が何なのかはずっと考えています。
- 話の展開が上手ですねぇ。分かりやすいです!
- 8888888
- 👏👏👏
- バイキング形式の学習!!
- 8888
- ありがとうございました!
- さすが学校の先生
- 「個別化した学び」
- 生きていく上で必要な学びですね
- 学校のキャリア教育ともつなげられますね!
- 聞く、参加するだけでなく、自分で取り組む!素晴らしいです!
- 学校が子供達を閉じ込めるおりになってはダメですね。地域、世界に目を向けていって欲しい。
- 学校以外の学び、ホント大事です。部活動改革が必要だと思っています。
- 特別支援教育に関わっていますが、個別化というキーワードはプラスになると感じます
- 何かをする「余白」が生徒にはありません。
- 今は余白だらけですが…
- 現場の教員がこのような外の教育に目を向ける。その必要性、効果を教師が知らないといけませんね。
- 飛び級など2eの子の支援にも絡むような気がします
- 人と人とのつながりですね。孤独が1番の不安の温床です。
- すみません。急用で退出します。
- 竹田さんの取り組み、中学生のカリキュラムに入れたいです!!
- 👏👏👏
- 8888
- ありがとうございました!
- 当意即妙な教育が今後は求められますね!
- Society5.0に向けて、整備状況は公立と私立で違いはありますか?
- わかる
- やらされ感があると勉強自体に嫌気がさしますね。
- 今は尚更ICTを利用して配信しているので、保護者の方も何をフォローしていいか分からないようです。
- なるほど。他にもやらなくてもできることってありそうですね。
- 私も式などの時間の使い方に疑問がありました。
- 今の教育で要らないものは何だと思いますか?
- 黒板
- 子供のランドセルは教科書で思いです。あれはタブレット一枚でまかなえます
- 重いです
- 。。
- 電子黒板かホワイトボードを常設して欲しいです。
- 鉛筆
- 学校は閉鎖的になっていますよね。
- 紙の教科書は義務教育期間タダなのに、なぜ電子教科書となるとあんなに高いのでしょうか、、、
- 娘を預ける保育園ではこんなの使ってて紙がほとんと無くて助かってます。
- https://www.codmon.com/
- 配布プリント
- コドモンって初めて知りました。いいですね。
- コドモンのような管理機能の導入を望みます
- うちの学校もwifi弱いです。見に来てもいません。
- ような企業の管理システムが自治体によって変わるのも1つの課題だと思います。
- すみません。この辺で退出します。ありがとうございました!
- スペシャリストを育てるのが日本の教育ですね
- ごもっともです!!
- 評価軸を増やしたいですね、いや、そもそも軸がいらない
- PTAが動くべきですね!
- 学校での学びと、各世帯でのツールの準備など、平等である必要があるのかどうか?変わる時のような気がしました。
- コロナの影響にかかわらず、様々な教育問題が露呈してきているのが現状です。多くの専門家、評論家が語っていますが私たち自身が1つ1つの課題に目を向け考えていくことの必要性を感じました。また参加したいです。ありがとございました!
- 👏👏👏👏
- 👏👏👏👏👏
- 👏👏👏👏👏👏
- お疲れ様でした
- お疲れさまでした!!ありがとうございます。
- ありがとうございました!
- チャット共有できたらして欲しいです
- チャット共有お願いします!
- ありがとうございました!現在と未来がたくさん見えたので、とても有意義な時間でした!雑談も聞きたいです!最後までいます!
- こちらはできない仕様になっています
- パネリストだけですね。
- 視聴者からは見えない質問もありますね。
- 公教育にもっと民間は入っていけないのですか?
- 次回の『9月入学』のお話が聞きたいです
- ICU (国際基督教大学) は 4月入学9gatu
- 9月入学どっちもあるみたいです
- 9月入学のこともっと知りたいです。
- お疲れさまでした〜